歩くと足裏が疲れやすい。その時足で起きていることと解決ポイント3つ
軽くて、靴底も柔らかい。
それなのに、しばらく歩くと足裏がだるい。
「歩きやすそうな靴なのに、なんで?」
その理由の一つに、足の動きと靴が合っていないことがあります。
歩くときに足で起きていることと、靴を履くときの3つのポイントを見てみましょう。
歩くときは、足裏も働いている
歩くときに使うのは、太ももやふくらはぎだけではありません。
足裏の筋肉や関節も、一歩ごとに働いています。
- 地面に足をつくとき: 足のアーチがしなり、体重を受け止める
- 次の一歩へ進むとき: 足指のつけ根の関節が曲がり、足裏の筋肉も働いて、地面を押すのをサポート[1]
そのため、靴には足をつつみ守るだけでなく、この動きを妨げずにサポートすることも求められるのです。
靴が合わないと、足にどんな負担がかかる?
例えば、こんなサイズ選びをしていませんか?
-
窮屈なのが嫌で、大きめを選ぶ。
かかとが浮き、脱げないように足指を曲げて靴を引っかけようとすることがあります。 -
脱げるのが嫌で、小さめを選ぶ。
指先や足の横が押され、足指を動かす空間が足りなくなります。
靴が脱げないように足の筋肉を緊張させることは、足の前側の痛みや圧迫につながる場合もあります。[2]
足を守るはずの靴が、反対に負担を増やしてしまうこともあるのです。
まずは普段のスニーカーで、サイズと履き方を確認してみましょう。
解決ポイント1.かかとを合わせて履く
靴ひもを結んだまま、足を押し込んで履いていませんか?
- ひもを緩めて、足を入れる。
- つま先を少し上げ、かかとで床を軽くトントン。
- かかとが靴の後ろに収まった状態で、ひもを調整する。[3]
つま先を床に打ちつけて足を前へ詰めず、かかとに合わせるのがポイントです。
解決ポイント2.つま先の余裕を確かめる
かかとを合わせて立ったら、一番長い足指の先に、約1cmの余裕があるか確認します。
足は歩くときに伸びるため、この空間が必要です。[2]
- 指先が靴の先端に当たっていないか
- 親指や小指が、横から押されていないか
- 靴の中で足指を動かせるか
長さは合っていても横がきついなら、サイズを上げるだけでなく、幅やつま先の形が違う靴も試してみましょう。
解決ポイント3.ひもを一部分だけ締めすぎない
足首に近いところだけをギュッと引っ張らず、つま先側から順に緩みを整えます。
足指にはゆとりを残し、甲は足に沿わせる。
全体をきつく縛る必要はありません。[3]
結び終えたら、少し歩いて確認しましょう。
- かかとが浮かないか。
- 甲の一か所だけが、食い込むようにきつくないか。
- 指先が当たっていないか。
新しい靴を探す前に、まずは一度、いつもの靴を履き直してみてください。
かかとの位置やひもの締め具合で、履いた感触が変わるか確かめてみましょう。
参考文献・資料
[1]The functional importance of human foot muscles for bipedal locomotion(2019). PNAS.
歩行時の足のアーチと、足裏の筋肉の働きについて参照。
[2]Guy's and St Thomas' NHS Foundation Trust.
Choosing shoes to reduce foot pain
足指の空間、靴の幅、靴を保持する際の筋肉の緊張について参照。
[3]ミズノ公式ユーザーサポート.
ウォーキングシューズの選び方・履き方
かかとを合わせる履き方と、靴ひもの調整について参照。