リカバリーサンダルは柔らかいほどいいの?選び方のポイント3つ
リカバリーサンダルを選ぶとき、つい確かめたくなるのが、ソールの柔らかさ。
指で押して、ふわっと沈むと「気持ちよさそう」と感じますよね。
その感覚は、もちろん大切です。
けれど、柔らかさだけでなんとなく選んでしまうのは、少しもったいないかもしれません。履いた瞬間は気持ちよくても、歩いてみると足がずれたり、思っていた履き心地と違ったりすることもあるからです。
自分に合う一足を見つけるために、考えておきたいのは次の3つです。
- 自分の足の状態は?
- どんな場面で使いたい?
- どんなフィット感が好み?
難しく考える必要はありません。いつもの生活を思い浮かべながら、一つずつ確認してみましょう。
1.自分の足の状態は?
まずは、今の自分の足に目を向けてみてください。
仕事終わりに靴を脱いだとき、足指をぐっと広げたくなる。
立ち仕事のあと、足裏を手で押したくなる。
それとも、足に何かが当たるより、ふんわり包まれる感触が好き。
同じ「足を楽にしたい」でも、求めている履き心地は少しずつ違います。
試着するときは、足裏のどこが気持ちよくて、どこが気になるのかを確かめてみましょう。土踏まずへの当たり方なのか、指のつけ根なのか、かかとの感触なのか。場所まで意識すると、自分の好みが分かりやすくなります。
足の前側の動きやすさは、歩くときの足首や股関節の動きとも関係していることが、研究で報告されています[1]。
足裏の動きに目を向けることは、立ち姿勢や歩くときの体の使い方を考えるきっかけにもなるのです。
2.どんな場面で使いたい?
家でくつろぐときに履くのか。
料理や洗濯など、家の中で動くときに履くのか。
それとも、散歩や近所への買い物にも使いたいのか。
同じサンダルでも、使う場面によって確かめたいことは変わります。
くつろぐ時間に履くなら、足を入れたときの肌当たりや、締めつけの少なさが気になるでしょう。
立ったり歩いたりする時間が長いなら、体重をかけたときの感触や、歩くたびに足がずれないかも確かめたいところです。
試着では、その場に立つだけでなく、何歩か歩いたり、向きを変えたりしてみてください。
「このサンダルで、いつもの買い物に行ったらどうだろう?」
そんなふうに使う場面を思い浮かべると、選ぶ基準がはっきりしてきます。
3.どんなフィット感が好み?
ゆったり履きたい人もいれば、足に沿って収まる感じが好きな人もいます。
ただ、ゆったりしていても、歩くたびにサンダルが脱げそうになるなら、落ち着いて歩きにくいもの。反対に、しっかり収まっていても、甲や足指が窮屈なら気になりますよね。
長さだけでなく、足幅や甲の高さ、足裏のカーブへの当たり方まで確認してみましょう。
アーチに沿った形がある場合も、「高く支えてくれるほど良い」と決めず、自分の足に合う位置に当たるかがポイントです。
実際に、足の指のつけ根付近に置く山形のパッドを調べた研究では、パッドの形や置く位置によって、足裏の圧のかかり方が変わりました[2]。
柔らかさに加えて、どこに、どのように当たるか。
ここまで確かめると、履き心地の違いが見えてきます。
ALINEAが、足裏の形にこだわった理由
ALINEAのリカバリーサンダルは、クッション性に加えて、歩くときの足裏の動きにも着目しています。
特徴の一つが、足の前側の横アーチに合わせた、なだらかな山形の隆起です。
この隆起は、歩くときにかかる体重を利用して、足裏が横方向へ広がる動きを促すための設計。体重がかかり、また抜ける。その繰り返しの中で足裏の動きを引き出すことを目指したのが、ALINEAの「足裏リリース」という考え方です。
また、甲を覆うベルトは面ファスナーで調整できるので、好みのフィット感に合わせられます。室内でも屋外でも使えるため、家事の時間や近所への外出など、いつもの生活に取り入れやすい一足です。
- 足裏にほどよい刺激のある履き心地が好き
- 家の中でも外でも、日常的に履きたい
- 甲の締め具合を自分で調整したい
そんな方には、ALINEAの形や履き心地が選択肢になるかもしれません。
自分の足の状態、使う場面、好みのフィット感。
この3つを思い浮かべながら、あなたの毎日に合いそうか、ぜひ確かめてみてください。
参考文献・資料
[1]Kondo T, Muneta T, Fukui T.(2017)
Evaluation of the relationship between the static measurement of transverse arch flexibility of the forefoot and gait parameters in healthy subjects. Journal of Physical Therapy Science, 29:413–418.
健康な成人20人を対象に、前足部の横アーチの変形しやすさと歩行中の動きとの関連を調べた研究。
[2]Landorf KB, et al.(2020)
Effects of metatarsal domes on plantar pressures in older people with a history of forefoot pain. Journal of Foot and Ankle Research, 13:18.
前足部に痛みの経験がある高齢者36人を対象に、山形のパッドの種類や位置による足裏の圧の変化を調べた研究。